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新聞に広告や増刷(増頁、別刷)を挟み込む作業を折り込み作業(折込)と言います。
ただ、折込作業は、意外に手間ひまがかかる仕事です。
そんな理由も相まって、社員が少ない販売店では、折り込み作業専門のパートやアルバイトを雇用している店舗も多くあります。
他の業務と兼業せず、折込作業のパート・アルバイトとして求人募集をかけているケースが多いようです。
折込作業とはどのような仕事内容なでしょうか?
新聞に折り込まれているチラシを目にすると、数枚ごとにほかのチラシでまとめて折り込まれていると思います。
新聞に折り込むチラシ1セットを作るお仕事が、新聞折込のパート・アルバイトのお仕事内容です。
チラシを組み込むための専用機械(自動丁合機=折込機)があるので、その機械を使って作業をしています。
新聞販売店ではたくさんのチラシを折り込まなくてはいけないので、機械がなければこの仕事はやっていけなくなってしまいます。
機械には、1回で25種類位までのチラシがセットでき、1種類ずつ取り出してセットとして組み込んでくれるので、組み込まれて出てきたチラシを整える作業は1つずつ行います。
また、新聞販売店に持ち込まれるチラシの量も毎日変わってきます。
特に年末・クリスマスなどのイベントはチラシが多くなり、機械にセットするのも大変ですし、組み上がって束になったチラシも分厚くなります。
このように、新聞の折り込みチラシを組み込む軽作業のアルバイト・パートは、チラシが多くない日であれば、10時からの出勤で、休憩を1時間挟んで14時〜15時くらいには終わります。
3~4時間の勤務となることが多く、晩御飯の前には帰宅することができるので、主婦の方に人気のあるお仕事です。
新聞販売店には専門の機器が多くあります。
昔は、折込チラシのセット作成も、人の手で1枚ずつ組み込んでセットを作っていたのでなかなかの重労働なお仕事でした。
今は、便利な専門機械を導入している店舗が増え配達準備の効率アップに貢献しています。
機械の導入に伴い、スタッフの雇用数も減っているので、配達の準備を手作業でやっていたら、朝刊の配達がかなり遅れてしまいます。
新聞配達の準備に便利な機械のおかげで折込作業も簡略化できています。
今回は新聞販売店で主に使われている専門機械をご紹介します。
●紙揃え機(エアージョガー)
自動丁合機で折り込んだチラシを縦横綺麗に揃えてくれる機械です。
除電機能やエアー吹き出し左右調整機能で紙さばき・紙揃え作業を大幅に効率化してくれます。
エアーを噴き出し、振動させチラシをさばき揃えると共に、紙の乾燥行い、紙揃え作業をサポートしてくれる機械になります。
●自動丁合機
各種チラシを分別して束にセットしてくれる機械です。機種によりますが多いもので23段の給紙口にチラシを分けてセットすることが出来ます。
機種によりますが、1分で130セット〜1分180セットのチラシを束にすることが出来るので、折込作業が大幅に改善できる機械です。
●新聞折込広告中入れ機(インサーター)
新聞販売店によってはまだ手作業で行っているところもありますが、チラシの丁合作業と、セットされたチラシを新聞に折り込む作業を同時に行ってくれる機械です。
1分間に60~80セット処理できるものからフラッグシップモデルだと30分で3000部の中入れ作業ができる機械もあります。新聞折込広告中入れ機の導入で朝刊の準備作業は飛躍的にアップ出来ると思われます。
●包装機(デューラップ)
デューラップは包装機の商品名で販売店により呼び名が変わります。
雨の日や雪の日、新聞が濡れそうな日に、新聞と折り込みチラシが濡れないよう専用のビニールでラッピングする機械です。
作業前に包装可能な部数を確認できるので、事前にフィルム交換をする事ができます。業界最速の包装スピードにより、忙しい朝刊・夕刊の新聞包装作業を強力にサポートします。
スタッフの熟練度で作業のスピードは大きく変わってきます。
ベテランスタッフの処理スピードは圧巻です。
折込チラシ組み込み作業は大変ですが、便利な機械が色々と導入されてきています。
日本全国で15000件以上あると言われている新聞販売店が日々営業しているので、今後もさらに便利な機械が開発されていくと思います。
折込業務が配達業務と異なるのが時間帯です。
新聞配達(朝刊)は、深夜0:00~早朝5:00位で行われるものですが、折込作業は午前から日中9:00〜15:00の間で行う販売店が多いです。
どのような作業を行うのかと言いますと、1000枚単位でまとめられたチラシの束をほどき、先ほどご紹介した折込専用の機械にセットし出来上がった束をキレイに整える作業を行います。
新聞に挟み込むのは、翌朝朝刊が届いたら配達スタッフの方が行います。
折込チラシ組み込み作業の流れはコチラ!
手順 ① チラシ店着
多種多様なチラシが毎日店舗に届きます。
数多くのチラシがあるので気になるチラシもちらほら…
手順 ② チラシの束をばらす
店舗に届いたチラシは1000枚単位の束で梱包された状態で届きますので、その包装を解くのが最初の作業になります。
手順 ③ チラシを自動丁合機にセットする
チラシを分別して束にセットしてくれる機械です。
機種によりますが多いもので23段の給紙口にチラシを分けてセットすることが出来ます。
1分で130セット〜1分180セットのチラシを束にすることができます。
手順 ④ チラシを束にする
セットしたチラシが一まとまりの束になって機械から出てきます。
1分で130セット〜1分180セットのチラシが束になります。
手順 ⑤ チラシの束を整える
自動丁合機から出てきた束は端が不揃いになっています。
このままでは見た目も悪いですし、新聞に挟む時にも効率が悪くなります。
そこで紙揃え機(エアージョガー)を使ってチラシを整えていきます。
※紙揃え機がない店舗の場合は、一束ずつ整えます。
折込チラシの組み込み作業はここまです。
この後の工程は、配達スタッフが行います。
手順 ⑥ チラシの束を新聞に挟む
店舗に朝刊が届いたら担当エリアの配達員がチラシの束を新聞に挟み込む
手順 ⑦ 配達する
あとは区域毎バイクや自転車に積んで配達に出発します。
このような手順でチラシの組み込み作業を行います。
昔は手作業でしたが、今は折込専用の機械で行うので機械の操作を覚えると効率的に仕事をすることが可能です。