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新聞販売店のセールス業務

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新聞販売店のセールス業務

握手を求める男性

新聞販売店で仕事をする場合、新聞の配達だけではなく集金業務やセールス(訪問営業)のお仕事もあります。
配達・集金・セールス、この3つが主たる業務内容となりますが、セールスに関しては、正社員のスタッフだけが行う販売店が多いでしょう。
セールス業務は夕刊の配達後に数時間行われます。法律では午後9時から午前8時の間は訪問営業してはいけない決まりになっているので、その時間内でセールス業務を行います。

拡張材料とは?

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拡張材料とは、既存顧客やまだ契約をしていない人に対して渡す「粗品」の事を言います。正式な扱いとしては「賞品」になります。新聞販売店やセールススタッフは「拡材」と呼んでいます。
これはお米や洗剤、ビール券や商品券などが一般的ですが、なんでも渡して良いというものではありません。
新聞公正取引協議会の取り決めでは「購読料(最大6ヵ月)の8%が上限」とされています。
昨今では大分少なくなりましたが、長期契約を結んでくれている顧客に対して家電製品や電動自転車などを渡す人もいるみたいです。

拡張団という組織

確認を取りあう2人の男性社員

拡張団とは、新聞社や新聞販売店とは独立した組織で新聞のセールス専門の会社の事を言います。
新聞販売店から依頼を受けて各エリアでセールスを行います。ここで働く人を「拡張員」などと呼ぶ事もあります。
拡張員は完全歩合制で働く人も多く、1年契約、半年契約、3ヶ月契約などにより契約を取ってくることで新聞販売店から報酬を受け取ります。
中には1日で10万円近くの報酬をもらう人もいるようです。拡張員の勤務時間は比較的短く、午後から数時間訪問営業をして夕方には終わる所が多いです。
先ほど1日の日当が10万円近くと書きましたが、逆に契約が取れなければその日の日当は0円という事にもなってしまう可能性がある為、給与のふり幅が広い仕事と言えるでしょう。

セールスのメリットとデメリット

モニターを眺め考える女性社員

〇メリット
・歩合給がつく
セールスで契約を取るごとに歩合給がつく販売店が多いと思います。
また、歩合給も契約1本に対していくらと設定している販売店が多い為、給与の計算もしやすくモチベーションアップにも繋げる事ができるでしょう。

・自分の裁量で業務を進められる
セールス業務においては訪問先の選定や交渉など、個人による裁量が大きいのもメリットのひとつです。
また、セールスと言っても新規のみではなく、現在契約をしている購読者さんに対しても継続のお話をしに行くので自分だけのお客様を作る事も可能なので、「今日はAさんとお話をして明日はBさんのお宅」というように、自分の意志で業務を進めていくことが出来ます。

〇デメリット
・コミュニケーション能力が必要
新聞販売店で勤務する場合、必要最低限でのコミュニケーションで日々の業務に当たる事も多く、どちらかと言うと一人でモクモクと作業を進める事の方が多いかもしれません。
そのためあまり親しくない人と関わるのが難しいと感じる方も少なくありません。
そういったいわゆる人見知りの方からするとセールス業務はハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

・セールスの難易度が高い
昔の話ですが、当時のセールスや拡張団は割とゴリ押しな営業活動をしていたようです。
詐欺まがいな契約の取り方も横行してクレームや問い合わせが多かった時代があり、その影響で新聞の訪問営業と聞いただけでインターホンで断られ会ってももらえないという事が多いようです。
「拡材」を持って行っても効果があまりないこともあり、新規で契約を取るのは少しコツがいるかも知れません。

セールス業務をするにあたって

ホワイトボードに書き込む女性社員

新聞販売店での専業(正社員)、拡張団どちらを選択するにしても重要となるのは歩合給がどうなっているかという点が大きいポイントとなるでしょう。
歩合制の内容によっては自分の収入が大きく変動する事もある為、セールス業務を希望する方は面接の際にでも給与形態がどうなっているのかしっかりと確認しておくと良いでしょう。