新聞販売店での事務員の仕事内容をご説明していきます。
・電話応対
・伝票整理
・経理業務
この３つがメインの業務になりますが、実は掘り下げてみると様々な業務内容があることが分かりますので事項で詳しくご説明していきます。

電話応対は主に顧客からの問い合わせが多く、
・新聞の休読希望の問い合わせ
・新聞の購読、試読、追加や変更希望の問い合わせ
・折り込み希望の問い合わせ
・クレームの問い合わせ
と色々となります。休読とは、長期休暇などで家を空ける際に新聞の配達を一時的に休止する事で、〇月〇日～✕月✕日までというように休止する期間を受け付けます。
休止中の新聞を取っておくかどうするかなども決めることが出来ます。
購読希望は新しく契約して新聞を届けてもらう為の問い合わせです。試読は試し読みになります。新聞販売店では、メインとなる新聞以外にも色々な週刊誌であったり月刊誌を取り扱っている所が多く、複数の新聞を契約している顧客もいます。そのためその契約内容の変更や追加の注文も入ることがあります。
折込みの申込みは主に一般の顧客ではなくスーパーなどの業者からの問い合わせとなり、新聞に入れるチラシの折込みに対しての問い合わせです。
電話応対の中でも件数が多いのがクレームの問い合わせです。
届くはずの新聞が届いてなかったり、新聞の購読料で払った代金の領収書をもらっていなかったり、または契約していないはずのお宅から間違って新聞が投函されていたという問い合わせまであります。これらの問い合わせを迅速に対応しつつ伝票整理や経理などもこなしていかなければなりません。
人によっては新聞販売店で事務員をやるのであれば、ある程度は強気なタイプの人の方が合うという見解を持っている人もいるようです。

この作業はパソコンを使用して行う事が多く、新規及び継続の契約書と契約者情報の入力であったり拡材や配布物などの管理をします。
大抵の新聞販売店ではパソコンで管理をしている所が多い為、事務員募集の求人票の応募資格欄などには「エクセル・ワードの使用経験」などの条件が記載されていることがあります。

伝票整理と内容は似ているかもしれませんが、主にお金の管理をする業務になります。
主に証券処理などがメインとなります。
入金処理や領収書の発行、経費の管理、折込みの入金管理、スタッフの給与計算などがあります。事務員募集の求人票の応募資格に「簿記の資格もしくは経験がある方」というような記載はほとんど見かけたことが無いので、仕事内容に経理業務の記載がある場合はどの程度の業務なのか確認しておくといいでしょう。

新聞販売店の事務員は上記の業務を全て行う訳では決してなく、新聞販売店によって業務内容は様々です。簡単な店番程度の物もあれば上記のように様々な業務をこなさなくては行けない所もあります。
中にはチラシの折り込み作業をしたり拡材や配布物の管理やその準備をする事もありますので、仕事内容については事前に確認するといいでしょう。
また、どの程度パソコンが使用出来れば良いかも確認しておくと入店後にスムーズに業務を進める事ができるでしょう。