365日どんな悪天候の日も朝早く最新の情報を伝えてくれるのは新聞配達として働く方たちです。
新聞配達の仕事は決められたエリアを時間内に配達しなければならず、朝刊の配達は夜中からスタートします。
朝早く街中で新聞配達を見かけるのは配達しているところだけですが、その前に販売所へ運び込んだり、チラシを挟んだりなどの作業を行っています。
そんな新聞配達の仕事に朝刊のみだけという働き方があるのをご存じでしょうか?
今回は新聞配達の朝刊のみで働く人ってどんな人なのか、ご紹介していきたいと思います。
新聞配達バイトに興味がある方は参考にしてみてください。
年齢で言うと、一般的にアルバイトは16歳以上でないとできませんが、13歳以上であれば新聞配達アルバイトをすることが可能です。
労働基準法で新聞配達の仕事は13歳以上であれば働くことができると認められているからです。
ただ、親権者などの同意と許可がなければならず、許可があっても16歳になるまでは20時~午前5時までは働くことができません。
そのため、16歳未満の方は朝刊の新聞配達アルバイトはできません。
なお、特に必要な資格はありませんが、バイクを使って配達することが多いので原付バイクの免許を取得しておくといいでしょう。
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新聞配達の仕事はきついの?
新聞配達の経験がある有名人
朝刊の配達を担当すると、午前2時~3時頃に販売所へ出勤し、午前3時~3時半頃から配達を始めます。
午前5時頃に朝刊の配達が終わりますが、大雨の日など天候が悪い日はビニールで新聞を包む作業があるため、出勤時間が早くなることも。
ただ、よほどのことがない限りほぼ同じ時間に出勤し退勤できるので、学校に通ったり、ダブルワークをしたりしながら朝刊のみのアルバイトで働く人も多いです。
①チラシの折り込み
新聞販売店に到着したトラックから大量の新聞を下ろし、チラシを挟む作業も大切な業務の1つです。
ただ、その日によってチラシの量や種類が違うので、朝刊の配達に遅れないよう作業する必要があります。
また、雨の日はビニール袋で1部1部新聞が濡れないよう包まなければなりません。
チラシを折り込んだら、個人のお客さまや会社、病院などと配達先ごとにまとめなければならず、正確に数えた上で束ねていきます。
自分の担当エリアの新聞を自転車やバイクに積み込んで朝刊の配達開始です。
②朝刊の配達
担当エリアを回り、新聞を配達していきます。
使用する乗り物は電動自転車や原付バイクが多いですが、アップダウンが多いエリアでは自動車を使うことも。
新聞配達する際は担当エリアのお客さまの名前や場所、道順などを覚えておかねばなりません。
最初のうちは順路帳というものを手に担当エリアを回るなどして、できる限り早く覚えるようにしましょう。
また、お客さまの中にはさまざまな理由で一定期間新聞をお休みするケースもあります。
そういったことも頭に入れ、効率よく朝刊の配達を行わなければなりません。
どういう方が朝刊のみの新聞配達として働いているのでしょうか?
①新聞奨学生
朝刊のみの新聞配達アルバイトをしている人には新聞奨学生がいます。
奨学生とは大学や専門学校に通う際、奨学金を借りて卒業後に返すというもの。
大学の場合、私立だと4年間に500万円程度のお金がかかり、これを全額借りるとなるとかなりハードで、何年もかけて返済せねばなりません。
新聞奨学制度を利用すれば、それぞれの新聞社が学費を立て替えてくれアルバイト代から奨学金を差し引いてバイト代を受け取るため、卒業後返済する必要がありません。
つまり、朝刊の新聞配達アルバイトをしている最中に返済することができるということです。
②会社員
会社員で副業として朝刊の新聞アルバイトのみで働く人も多いです。
早朝にできるアルバイトのため、その後メインの仕事をすることができ、副収入が得られるのは魅力的です。
③主婦
主婦の方も朝刊のみ働く人は多いです。
日中家を空けるのが難しい方も、早朝のみの新聞配達アルバイトなら取り組みやすいからでしょう。
では、どういう人が朝刊のみの新聞配達アルバイトに向いているのでしょうか?
①早起きが得意な人
朝刊のみの新聞配達アルバイトをする場合、早起きが必須となります。
夜中のうちに起きて準備し出勤しなければならないため、早起きが得意でないと務まらないでしょう。
②時間が守れる人
しっかりと時間が守れる人でないと、朝刊の新聞配達バイトはできません。
お客さまの中には決まった時間に届けられる新聞を楽しみにしている方や朝刊の配達で起きる方も。
そのため、朝刊の新聞配達は時間を守り、決められた時間までに配達することが要求されます。
もし、時間に遅れてしまうと、お客さまからクレームが来るなど迷惑をかけてしまうでしょう。
最悪の場合、新聞を解約となるケースもあるため時間が守れない方は不向きかもしれません。
③体力に自信がある人
体力に自信がある方は新聞配達バイトに向いています。
多くの方は新聞配達に体力が必要ないと思われるでしょうが、実際はそうではなくハードな仕事です。
エリアによってはチラシの数が多く、自転車や原付バイクに積み込む新聞が重くなることも。
また、団地やアパート、マンションなどでは各部屋へ新聞を持って行かなければならならず、階段の上り下りが必要なケースもあるでしょう。
体力に自信がないと、つらいかもしれません。
④コミュニケーションを取るのが苦手な人
人と関わるのが苦手、コミュニケーションを取るのが苦手という方も朝刊のみの新聞配達アルバイトに向いています。
配達前の準備では他のスタッフと関わることもありますが、配達に出てしまえば一人で黙々と配るだけなので、精神的にストレスフリーなアルバイトと言えるでしょう。
基本的に、担当エリアを時間内に配達すればいいだけというのは魅力的ですよね。
新聞配達の働き方には正社員のほかにアルバイト、パートなどもあり、朝刊と夕刊、朝刊のみ、夕刊のみなど、さまざまなものがあります。
中でも朝刊のみで働く人は新聞奨学生やサラリーマン、主婦など、さまざま。
早朝に仕事が終わるので、その後の時間を有意義に使えるのがメリットです。
新聞配達のアルバイトに興味があるけれど、朝刊のみの働き方ってできるのかな?とお思いの方は新聞配達の仕事に特化した求人サイトなどで「朝刊のみ」「朝刊だけ」などと検索してみてください。
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