ただ、どんな悪天候でも休むことができないなどの理由で「キツイ」というイメージをお持ちの方もいるでしょう。
新聞配達バイトにチャレンジしたい方は前もってどんな点がキツイのか、知っておくことをおすすめします。
今回は新聞配達バイトのキツイ時5選を詳しくご紹介いたします。
①悪天候でも休めない時
休刊日以外、どんな悪天候でも必ず発行される新聞。
そのため、暴風雨でも大雪の日も必ず配達しなければなりません。
夏の暑い日は強い紫外線が降り注ぐ中、担当エリアを回らねばならず、体力の消耗が激しいでしょう。
特にツライと感じるのは寒い冬の日で、早朝は冷え込みが厳しく、自転車やバイクに乗って配達するのは風が当たります。
②早起きしなければならない時
新聞配達バイトの最大の特徴は早起きしなければならないこと。
夜が明ける前に起き、準備をして出勤する必要があります。
慣れるまでは生活リズムを整えるのが大変で、ストレスを感じたり体調不良になったりすることも。
また、早起きするために夜早く寝なければならず、遅くまで遊んだり、飲み歩いたりすることは難しく、友だちからの誘いを断ることもあるでしょう。
③責任が重いと感じる時
他のバイトの場合、体調不良などで休むことも可能です。
でも、新聞配達バイトは担当エリアのお客さまのお宅へ必ず新聞を届けなければならないため、休むことはできません。
休むとなった場合、人手が不足しお客さまや販売所に迷惑をかけてしまいます。
あまりの責任感の重さに耐えられず辞めてしまう人もいるようです。
④休みにくい時
新聞配達バイトはシフト制となっており、配達業務は1人で行うため、基本的に休刊日以外は休むことが難しいです。
また、新聞配達バイトは人材不足が続いていることも休みが取りにくい一因となっています。
⑤体力を要する時
地域や販売店によっては配達エリアが広いことも。
広範囲を自転車や原付バイクで配達しなければならず、かなり体力を必要とします。
また、アパートやマンションなどの集合住宅でそれぞれのお宅にポストがある場合、階段を上ったり下りたりしなければならず、かなりツライと感じるでしょう。
慣れないうちは道に迷うこともあるため、配達が長時間になると体力を消耗しキツイと感じるかもしれません。
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前もって対策しておけば、キツイと感じることが少なくなるかもしれません。
①服装や持ち物に工夫する
新聞配達バイトは雨や雪、風の日も暑い日も寒い日も配達しなければなりません。
そのため、これらに対応できる持ち物や服装を準備しておくといいでしょう。
たとえば、雨の日や雪の日にはレインウェアや長靴を着用し、保温性の高いインナー、手袋や帽子などを着用するのもおすすめ。
また、暑い日には速乾性や通気性の高いインナーなどを着用し水分補給をまめに行うといいでしょう。
②配達ルートを変更しない
天候が悪い日など、少しでも早く配達し終えたいという気持ちから、配達ルートを変更したいと思うことも。
実はこれは逆効果で、いつもの配達ルートを変えてしまうと効率が落ち、誤配や配達忘れとなる可能性が高いです。
悪天候の中100%ミスをなくすのは難しいですが、いつもの配達ルートを変えるのはやめておきましょう。
③新聞を積み過ぎない
少しでも多く自転車や原付バイクに積み込みたい気持ちは分かります。
でも、あまりに積み込み過ぎると転倒や事故の原因になることも。
特に雪の日や寒い日は道路が凍結し滑りやすくなっています。
荷台に荷物が多いとちょっとしたことで事故になりやすいため、重心を下げるためにも積み込む量は少な目にすることが大切です。
④日ごろから体力をつけておく
体力を必要とする新聞配達バイトを行うのに重要なのが日ごろから体力をつけておくことです。
そのためにも、しっかりと睡眠時間を確保し寝不足にならないよう注意しましょう。
また、質のいい睡眠を得るためにも入浴時はぬるめのお湯にゆっくりとつかり、快適な睡眠が得られるよう寝具や部屋の温度などにも気を配りましょう。
食生活ではたんぱく質を多く含む食品を摂るようにし、筋力アップを目指しましょう。
ケガの防止のためにも、日ごろからストレッチを行うことをおすすめします
ストレッチを行うことで体を柔軟に保ったり、筋肉の緊張をほぐしたりできます。
特に脚や腰の筋肉に重点を置いてストレッチするといいでしょう。
寝る前や配達前後に行うことをおすすめします。
さまざまなやりがいを感じながら働くことができる仕事とも言えます。
地域の人たちに最新の情報を届けられる社会貢献度の高い仕事です。
たとえば、毎日同じエリアを配達することで、地域のちょっとした変化や不審者などに気づくことができ、事故や事件を未然に防ぐことも。
実際に、新聞配達員が高齢者の孤独死を防いだ例も報告されています。
シニア層など、退職後はどうしても人とのコミュニケーションが希薄になりますが、新聞配達バイトをすることで人とのコミュニケーションが生まれます。
最初のうちは早寝早起きをしたり、天候が悪かったりするとツライと感じるかもしれません。
でも、慣れてくると生活リズムが整い体力がつき、健康的な生活が手に入り、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。
また、対処法についてもお分かりいただけたと思います。
では、どうすれば自分に合った新聞配達バイトの求人を見つけることができるのでしょうか?
実際に新聞配達バイトをしている人に紹介してもらったり、コンビニや駅に置かれている求人誌を見たり、ハローワークへ行ったりなど、さまざまな求人探しの方法があると思います。
でも、どれも手間や時間がかかったり、希望する条件の求人が見つけにくかったりするでしょう。
そこで、おすすめなのが新聞配達に特化した求人サイトの利用です。
希望する条件や待遇で検索でき、効率よく求人を見つけることが可能です。
新聞配達業界に精通したコンシェルジュが採用までサポートしてくれるサイトもあり、新聞配達バイトに関する疑問点や不安な点について相談に乗ってくれることも。
1人で求人に応募したり、面接対策をしたりなど不安が多いと思いますが、サポートしてくれるのは安心ですよね。
早起きしたり、悪天候でも休めなかったりとキツイことも多い新聞配達バイト。
いっぽうで、やりがいも多く健康的な生活を手に入れられるバイトでもあります。
どんなバイトでもメリットもあればデメリットもあるのは当然です。
新聞配達バイトのキツイ面だけにフォーカスせず、魅力についてもしっかりと理解した上で求人探しをしてくださいね。