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新聞配達(正社員)の給料はいくらくらい?

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はじめに
ある調査によれば、全国の新聞販売店に勤務する従業員は約30万人程度(2017年度)で、バイトの人もいれば、正社員の方もおり、働き方は人それぞれ違っています。
新聞配達=アルバイトのイメージをお持ちの方が多いでしょうが、特に都市部では正社員として働く方も多いです。
そこで、今回は新聞配達の仕事を正社員として行う場合の給料、仕事内容やメリットについても解説いたします。
新聞配達の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
新聞配達の仕事内容

新聞配達のイラスト

新聞配達を正社員として行う場合のお給料を解説する前に、詳しい仕事内容についてご紹介しましょう。

①トラックからの荷下ろし
早朝、新聞販売店へトラックで新聞が運ばれてきます。
この大量の新聞をトラックの荷台から販売所内へと荷下ろししなくてはなりません。
販売所によって違いますが、ほとんどの場合新聞が束になっており数が多く重いので、スタッフ全員で荷下ろししていきます。
新聞販売店によっては複数の新聞を扱っているところやそのエリアの新聞を全て扱う販売所もあり、運ばれる新聞の量が多い場合はスピーディに作業しなくてはなりません。
また、体力がないと務まらない作業と言っていいでしょう。

②チラシの折り込み作業
販売所内へ新聞を運んだら、新聞の間にチラシを折り込んでいきます。
ほとんどの場合朝刊に折り込みますが、場合によっては夕刊に折り込むことも。
新聞販売店にとってチラシは大きな収入源となっているため、なくてはならない作業です。
最近では手作業でなく機械で折り込むところも増えていますが、手作業で行うところも。
正確かつスピーディに行わなければなりません。  

③朝夕刊の配達
新聞配達の主な仕事は朝刊と夕刊の配達です。
朝刊はお客様が起きる前に配達し終えなくてはならないため、朝早く起きなければなりません。
いっぽうで、夕刊は朝刊と比べて部数も少なくチラシもないので、朝刊ほどハードではないでしょう。
朝刊と夕刊のどちらかだけ配達するケースもありますが、正社員の場合両方行うことが多いです。
新聞に折り込まれているチラシの量や配達する部数によっては配達先と販売所を往復する場合も。

④集金業務
正社員で新聞配達の仕事をする場合、集金業務を行うことも多いです。
月末にお客様のところを回り、購読料を集金します。
ただ、それぞれのご家庭によって在宅の時間がバラバラなので、何時に集金するという決まりはありません。
また、最近はクレジットカード払いや口座引き落としを選択するお客様が増えているので、集金先の数が減っているのが現状です。
⑤営業業務
正社員の仕事には契約しているお客様に継続をお願いしたり、新規開拓したりなど、営業の仕事もあります。
新規契約の営業の仕事は担当の地域内でまだ契約していない会社やご家庭に出向き、顧客開拓するものです。

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新聞配達の正社員の給料

お金を眺める女の子

新聞配達の仕事内容が分かったところで、正社員のお給料について見てみましょう。
朝日新聞など大手の新聞社の場合、新聞配達の正社員のお給料の相場は20~25万円程度で、これに営業の歩合給がプラスされるため比較的お給料は高めです。
新規で契約を取った場合の歩合給は新聞社から支給される場合と、新聞販売店から出る場合があり、一概にいくらと決まっていません。
ただ、どちらも購読者数をアップしようとしているため、歩合は高めと言っていいでしょう。
つまり、努力次第でお給料はアップするやりがいのある仕事と言えます。
また、新聞販売所によっては厚生年金など社会保険に加入できるところもあり、財形制度があるところも。
この制度は新聞社と新聞販売店が折半して本人が本人の積み立てにプラスして積み立ててくれるもの。
知らないうちにどんどんお金が貯まっていくかなりお得な制度なので、ぜひ利用したいところです。

新聞配達に関するコラムはこちら
新聞配達員の特徴
新聞配達時短テクニック

正社員で新聞配達として働くメリット

考える女性

正社員で新聞配達の仕事をする場合のお給料相場を解説しました。
では、正社員として働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

①安定している
正社員として新聞配達することで、生活の安定が得られます。
ひと昔前より新聞購読数は減少したものの、一定の需要があるため収入は安定しています。
昇給やボーナスを安定的に支給している新聞販売店も多く、安心して仕事ができると言っていいでしょう。
また、さまざまな手当が付くのもメリットで、基本給に皆勤手当てなどの手当が付くことがほとんどです。

②住み込みで働ける
新聞販売所の多くは寮を完備しており、住み込みで働けるのもメリットです。
最近では寮以外にもアパートやマンションを借り上げて無料もしくは安く住める場合も。
中には敷金礼金や引っ越し費用を負担してくれたり、水道光熱費を負担してくれたりする新聞販売所もあるようですよ。
住み込みでない場合、住居費や水道光熱費は自分で負担しなければならず、毎月かなりの金額になります。
でも、正社員として新聞配達で働けば負担額が少なく済むため、給料の多くを自分のために使えたり、貯金できたりするのはかなり魅力的です。

③時間を有効に使える
新聞配達は朝早く起きて朝刊を配るハードな仕事ですが、配り終えてから夕刊までの間、時間を有効に使えます。
もちろん、最初は早起きに慣れるまで時間がかかるかもしれません。
でも、ある程度慣れてくれば空き時間を有効に使えるのはかなりメリットと言えるでしょう。
人によって空き時間の使い方はさまざまで、趣味や勉強に使ったり、副業をしたりする人も。
副業すれば、お給料もその分増えるのでチャレンジしてみるのもいいですね。

④体力がつく
新聞配達の仕事は自転車や電動自転車、バイクなどでお客様へ新聞を届けるため、知らず知らずのうちに体力が付くでしょう。
特に集合住宅は各ご家庭のポストへ新聞を配らなければならず、階段を使うところもあるでしょう。
また、体力が付くと同時にダイエットできるのも魅力的ですね。
お金をもらいながら体力とスリムな体形を手に入れられる素晴らしい仕事です。

⑤規則正しい生活を手に入れられる
新聞配達の仕事は朝早く起きなければならないため、夜早く寝る必要があります。
毎日早寝早起きの習慣が身に付き、健康的な生活を送ることができるようになるでしょう。

⑥ニュースに詳しくなる
日ごろあまり新聞を読まないという人も、正社員として新聞配達することで自然とニュースに詳しくなるでしょう。
また、毎日他の人よりいち早くニュースに触れることができるのも、メリットではないでしょうか?

まとめ
正社員として新聞配達の仕事をする場合、お給料はどのくらいか詳しく解説いたしました。
また、新聞配達の仕事内容や働くメリットについても触れてみましたが、ご理解いただけたでしょうか?
購読数が減ったとは言えまだまだ新聞を購読する方は多く、毎日朝早くお客様が起きる前に新聞を届けなければならない新聞配達の仕事。
基本給の他にさまざまな手当が付くなど、思った以上にお給料が高いと思われた方も多いでしょう。
また、住み込みで働けたり、安定的な生活を送れたりとメリットも多いです。
もし、新聞配達の仕事に興味があったら、正社員として働くことを検討してみてはいかがでしょうか?
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