全国紙と違い、関東エリアの新聞の種類についてご存じの方は少ないでしょう。
そこで、今回は関東エリアの主な新聞の種類について、ご紹介いたします。
茨城新聞は茨城県向けの新聞ですが、積極的に国際ニュースや全国ニュースも掲載する新聞として知られています。
配布エリアは茨城県全域で、朝刊のみとなっています。
東京圏への通勤エリアでは朝日新聞などの全国紙との競争が激化しているものの、部数は微増と健闘しています。
茨城新聞を専門に取り扱う販売店は多くなく、他の新聞を取り扱う販売店が扱っており、発行部数は茨城県全世帯数の約10%程度。
4コマ漫画「あんずちゃん」をカラーで掲載しており、人気を得ています。
下野新聞
下野新聞は栃木市で生まれた新聞で、栃木新聞の前身です。
1882年、第2次栃木新聞と足利新報が合併、第3次栃木新聞が生まれました。
その後、宇都宮へと移転し下野旭新聞を合併後、下野新聞へと改称。
全国でも最も古い歴史ある新聞となっています。
上毛新聞
上毛新聞は群馬県の新聞で発行部数は約27万部ほどとなっており、県内の世帯普及率は約35%程度です。
関東エリアの地方紙の中では上でご紹介した下野新聞と同様、全国紙を超えるシェアを誇っています。
上毛新聞の特徴は新聞の発行以外にネット、電子看板へのニュース配信、ラジオ、書籍の出版、さまざまなイベントの開催などを手掛けていること。
群馬テレビやエフエム群馬と連携し、イベントを開催することも。
千葉日報
身近なニュースに着目し千葉の専門誌を目指している千葉日報。
千葉県内の行政や経済、スポーツ、イベント、文化など、幅広いジャンルを扱い、「日々起きていることに触れ、地域との結びつきをより強くし、豊かな毎日を送るサポートができれば」と考え作られています。
また、千葉県全域が発行エリアの千葉日報は唯一の県紙で、千葉日報オンラインを運営しているメディアとして知られています。
1957年に創刊した千葉日報は地域に密着し、公正中立の報道姿勢を貫いてきました。
埼玉新聞
埼玉新聞はかつて総合不動産会社である地産の竹井氏が社主や会長などで在任し、地産グループの傘下として経営されてきました。
竹井氏は読売新聞の出身として知られており、退社後も読売グループと深く関係する人物として知られています。
埼玉県では1950年代以降、全国紙が販売店の系列化を進めたことで埼玉新聞専門の販売店は存在せず、大手新聞社の販売店に委託した形を取っています。
現在、朝刊のみの発行となっていますが、かつて短期間のみ夕刊を発行していた時期もあるようです。
東京新聞
東京新聞は東京を中心に関東エリアで購読されているブロック紙。
対象となる発行エリアは東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県などとなっています。
中日新聞や北陸中日新聞、日刊県民福井の兄弟紙やブロック紙3社連合の西日本新聞、北海道新聞などの幅広いネットワークを活かし、栃木エリアの話題だけでなく、国際ニュースや全国ニュースを届けています。
なお、主要発行対象エリアは東京都、埼玉県、神奈川県、茨城県、千葉県、栃木県、群馬県、静岡県などとなっています。
神奈川新聞
1890年に横浜貿易新聞として東京で生まれた神奈川新聞。
横浜新報などと改称した後、神奈川新聞として1942年に誕生した長い歴史を持つ新聞として知られています。
本社は現在横浜市にあり、神奈川県内を中心に取材拠点を持ち、地域に密着した高い信頼性を誇るニュースを掲載し続けています。
また、最近はウェブサイトにも力を入れており、新しい考え方を取り入れる姿勢を活かし、神奈川県民の読者の多様化するニーズに対応すべく、新しいプロジェクトにもチャレンジしています。
共同通信
関東エリアの新聞の種類の1つに共同通信があります。
1945年に創刊した共同通信は国内外のニュースを取材、編集し、海外メディアや民間放送局、全国の新聞社、NHKに配信。
また、中国語や英語などさまざまな言語で配信していることでも知られており、日本の代表的な総合国際通信社と言えるでしょう。
共同通信がニュースの取材の対象はさまざまで、政治経済や社会だけではなく、最新の科学ニュースやスポーツ、地方で起こった事件や事故、芸能、生活に密着したニュースなど多岐にわたります。
また、映像や写真、グラフィックスにも注力しており、最新の配信システムを使用し全国のメディアに提供しています。
2010年、社団法人から一般社団法人へと移行、強力な報道活動を行っています。
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前払い・日払いができる仕事
新聞配達バイトに興味を持たれた方もいるでしょう。
では、どうすれば、新聞配達バイトの求人を効率よく見つけることができるのでしょうか?
①求人誌
駅やコンビニなどに置かれている求人誌で新聞配達バイトの求人を探す方法があります。
置かれているお店の周辺を中心にしたバイトが掲載されているので、お住まいのエリアで新聞配達バイトの求人を見つけたい方に最適です。
②派遣会社
新聞配達バイトの求人は派遣会社から紹介してもらうこともできます。
自分で探すのが面倒な方は問い合わせてみるのもいいでしょう。
ただ、アルバイトだけでなく正社員の募集と間違えないよう、バイトを希望していることを伝えるようにしましょう。
③知り合いからの紹介
すでに新聞配達のバイトをしている友人や知人の方がいたら、紹介してもらうのも手です。
実際に新聞配達バイトをしている方から紹介してもらう場合、仕事内容な人間関係などを事前に聞くことができるので、バイトを始めてから「こんなはずじゃなかった…」となる可能性が低いです。
ただ、知人や友人からの紹介の場合、紹介してくれた方たちに迷惑がかからないよう、注意が必要です。
④求人サイト
最近は新聞配達バイトの求人をインターネットの求人サイトで探す方が増えています。
求人サイトなら、希望する時給や配達エリアなどを検索で絞り込めるのがメリット。
新聞配達には朝刊と夕刊の配達があり、特に朝刊の配達の場合は夜が明ける前に出勤する必要があるため、自宅近くで探したいですよね。
自宅周辺のエリアに絞って探すことができるのは求人サイトの強みと言っていいでしょう。
また、最近は新聞配達の求人に特化したサイトも出てきており、専門のアドバイザーを置いているところも。
質問したいことや不安に思うことなど、アドバイザーに相談しながら求人を探すことができるのは魅力的です。
関東エリアだけでもさまざまな新聞が発行されており、どれも地域に密着した取材や編集を行っているものばかりです。
また、インターネットの普及にともない、ウェブサイトに力を入れているものも。
これを機に、新聞配達バイトに興味がわきチャレンジしてみたいと思った方は新聞配達に特化したサイトで探してみてはいかがでしょうか?
きっと、ご希望に合う新聞配達バイトの求人が見つかると思います。