そこで、今回は毎日新聞の特徴や読者層、歴史や毎日新聞の新聞配達をするメリットなどをご紹介します。
また、毎日の暮らしについての記事も多く掲載されており、過去には芥川龍之介や原敬、新渡戸稲造、井上靖などが在籍していたことでも知られています。
読者の年齢層は60代が最も多いものの、主婦層からの支持も厚いです。
ただ、読者層の平均年収は約284万円となっており、他社より低めとなっています。
タブロイド判1ページで約1,000部の発行だったそうです。
その4年後、1876年に大阪日報が創刊します。
大阪日報は毎日新聞のもう1つのルーツと言われており、両社が合併後全国紙としてのスタートを切ります。
1882年、大阪日報の代わりとして日本立憲政党新聞が創刊され大阪毎日新聞となります。
1911年、大阪毎日新聞と東京日日新聞が合併し、全国紙としてスタートを切りました。
1922年、サンデー毎日、点字毎日が創刊。1923年にはエコノミストが創刊します。
1929年、新渡戸稲造を本社顧問に招き、1943年、東京日日新聞と大阪毎日新聞の題号が統一され、毎日新聞となりました。
その後、1950年さまざまな報道機関でレッドパージが始まり、毎日新聞社での解雇者は初日で49人となりました。
1977年、株式会社毎日新聞社は経営が悪化したことで新旧分離による再建が始まり、さまざまな株主から40億円の出資があった後、毎日新聞株式会社を東京に設立します。
これを受け、株式会社毎日新聞社は新聞発行権を毎日新聞株式会社に譲り、株式会社毎日へと商号を変更します。
毎日新聞株式会社は株式会社毎日新聞社へと改称し、従業員を引継ぎ、設備などを借りて新聞の編集、発行をスタートさせました。
1985年に株式会社毎日の債務返済が落ち着いたことで、存続会社として合併、再建へのめどが立ちました。
現在、朝日新聞や読売新聞と比べ発行部数が大幅に少ないものの経営が続いているのはこのためだと言われています。
子会社である株式会社スポーツニッポンと共同で株式を移管し、毎日・スポニチ持株移行株式会社を設立、完全子会社化を行います。
2015年、出版事業部門を分社化、毎日新聞出版株式会社を設立します。
その後、2020年には発行部数で業界4位へと転落し、資本金を大幅に減らすことになります。
2021年、朝刊と夕刊のセットで4300円へと値上げが実施され、27年ぶりの値上げと話題になりました。
新聞配達のアルバイトは勤務時間が短いのが特徴です。
そのため、本業や学校などと両立させやすいです。
おおよそですが、朝刊と夕刊合わせて5時間程度となっており、朝刊については早朝からの勤務なので本業や学業と両立しやすいのが特徴です。
朝刊の配達の例としては午前1時半頃出勤し、2時より配達スタート、4時頃には配達が終了、4時半帰宅…という流れです。
配達前に販売所で配達の準備をしますが、配達時間そのものは2時間程度で、配達する部数はエリアによって違っています。
配達が終ったら、販売所へ戻り自転車やバイクを片付け帰宅します。
夕刊は午後2時頃出勤し配達をスタート、4時頃には帰宅できるケースが多いです。
また、夕刊には折込チラシを入れることがほぼないため、販売所へ新聞が届けられたらすぐに配達することが可能です。
また、他の新聞と組み合わせて配達する必要がないので、朝刊より仕事を覚えやすいでしょう。
メリットについても詳しく見てみましょう。
①毎日奨学生制度が利用できる
他社と同様、毎日新聞の新聞配達アルバイトも奨学生制度が利用できます。
この制度は自立進学を目指す学生をサポートするために設立されました。
返済不要の奨学金で、大学や専門学校、予備校などに通うことが可能です。
毎日新聞の販売所で朝刊や夕刊の新聞配達業務を行いながら、奨学金を受け取ることができます。
貸与型の奨学金ではなく、貸与された学費を新聞配達を行うことで完済できるため、返済不要なのがメリットです。
これまで、76,000人以上もの人がこの制度を利用し、社会人として世に出ているそうです。
また、新聞配達アルバイトと学業の両立をやり遂げた人は社会に出るときも信頼と評価が高くなるでしょう。
②時間を有効に使える
よほど悪天候でなければ、夜明け前に朝刊の配達が終わるため、他の人が起きる前に仕事を終えることができます。
配達後に少し休憩を取っても早朝から効率よく時間を使うことができるでしょう。
本業や学業、趣味など、人それぞれ時間を有効に使えるのは新聞配達ならではのメリットではないでしょうか。
③人との関わりが少ない
新聞配達のアルバイトは他のアルバイトと比べ、人との関わりが少ないのもメリットでしょう。
朝起きて毎日新聞の販売所へ行き、チラシを新聞に入れ配達へ行きますが、その際も黙々と作業をすることがほとんど。
人と接する時間も勤務時間全体のほんの一部でよく、配達先のお客様と話す機会もほぼないと言っていいでしょう。
どんなアルバイトでも人間関係のトラブルで辞めるケースが多い中、新聞配達ならそのリスクも少ないです。
人とのコミュニケーションが苦手という方にとってうってつけのアルバイトと言えますね。
④地域の人に感謝される
新聞配達のアルバイトは朝早くから有益な情報を届ける仕事です。
地域の人にとって、大変ありがたい存在です。
また、地方など高齢者の割合が高い地域では新聞の配達員が配達だけでなくパトロールの役目も担っているケースも。
つまり、新聞を配達しながら地域を見守る存在でもあり、社会貢献できる地域の人から感謝される仕事と言えるでしょう。
⑤住み込みで働ける
毎日新聞の新聞配達アルバイトのメリットに住み込みで働けるというのがあります。
販売所によって寮が完備されていたり、アパートやマンションを借り上げたりとさまざまですが、自分で住むところを借りるより安く住めるのは間違いないでしょう。
また、敷金や礼金、引越し費用などが必要ない場合も。
住む場所を借りる際にかかる初期費用はばかりなりません。
その費用がかからないのはかなりメリットだと思います。
毎月の家賃を大幅に抑えることができ、その分貯金に回すことができます。
お金を貯めたい方にとって、これ以上のアルバイトはないと言ってもいいでしょう。
⑥最新の情報が手に入る
毎日新聞の新聞配達アルバイトをすることで、最新の情報が手に入ります。
特に毎日新聞を購読している方にとって、いち早く毎日新聞に目を通すことができるのは魅力的だと言えるでしょう。
毎日新聞の新聞配達アルバイトに興味があっても、勤務時間やメリットなどが分からないと応募しにくいと思います。
ここでご紹介したことが毎日新聞のアルバイトに興味がある方のお役に立てば幸いです。