学業やメインの仕事と両立させたり、家事や育児のかたわら新聞配達バイトをしたりする方も多いでしょう。
ただ、時間的に朝刊と夕刊のバイトは難しいため、朝刊のみの新聞配達バイトを選ぶ方もいるようです。
今回は東京での朝刊のみの新聞配達バイトの給料はいくら位なのか、ご紹介したいと思います。
そもそも、新聞配達バイトは他のバイトより比較的給料が高めです。
その理由はどんな悪天候でも休むことができず、決められたエリアを時間内に配達しなくてはならないからでしょう。
また、エレベーターのない集合住宅などでは階段を上り下りしなければならず、体力をかなり必要とするハードなバイトです。
一般的なバイトと同等の給料だと人材が集まらない可能性があるため、給料を高めに設定しているところが多いです。
また、給料が高いだけでなく、手元に残るお金も多いのが新聞配達バイトの特徴です。
ほとんどの新聞販売店では寮を完備しており、入寮して住み込みながら働けば家賃や光熱費が無料もしくは安く済んだり、家電や家具代がいらなかったりなどのメリットも。
手元に残ったお金をレジャーや学費に充てたり、貯金に回したりできるのは魅力的ですね。
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では、朝刊のみの働き方にメリットはあるのでしょうか?
①仕事との両立が可能
会社員など日中の仕事がある方にとって、新聞配達の朝刊のみのアルバイトはメリット大です。
朝早く朝刊の配達を終えた後、メインの仕事に取り組むことが可能です。
夕刊のアルバイトとなると、日中の仕事との両立は不可能でしょう。
早朝のみのバイトでも副収入を得ることができるのはかなり魅力的です。
②学業に支障がない
高校や大学、専門学校などに通学している学生さんでも朝刊のみのアルバイトなら学業に支障がないのはメリットです。
また、資格試験の勉強など自宅で勉強している方にとっても、朝刊のみのアルバイトなら取り組みやすいと言えるでしょう。
学業に支障なくお給料が得られるのはかなり魅力的ですよね。
③自由な時間が持てる
朝刊と夕刊の新聞配達バイトとなると、早朝にバイトを終え、午後の配達に備えなくてはなりません。
夜は自由な時間が持てるとは言え、拘束時間が長くなるのは間違いありません。
でも、朝刊のみのバイトなら6時頃にはバイトが終わり、その後自由に過ごすことができます。
勉強したり、趣味に時間を使ったりと充実した1日を過ごすことができるでしょう。
④時給制
新聞配達バイトの給料はさまざまですが、中でも時給制で働くアルバイトの方が多く、1,000~1,500円程度が相場のようです。
ただ、地方では1,000円程度となっていますが、東京など都市部では1,500円以上もらえるところも。
そのエリアの最低時給+30~100円程度と考えておくといいでしょう。
さらに、早朝手当、皆勤手当てがつく場合もあるため、給料を多くもらいたい場合は求人を探す際、手当があるかどうかチェックしてみましょう。
⑤日給制
日給制を設けている新聞販売店も多いです。
日給制は担当エリアの配達部数から所要時間がどのくらいか想定した金額を設定し日数をかけて計算します。
ただ、ベースは時給となっているのでエリアや配達部数によって変わってきますが、朝刊のみのバイトなら5~6,000円程度といったところでしょうか。
日給の場合も地方より東京など都市部の方が時給が高いので、もらえるお給料も高くなるでしょう。
⑥完全歩合制
完全歩合制も日給と同様配達部数によって決まりますが、こちらも都市部や東京はやや高めに設定されています。
たとえば、1部配達すると10円の報酬なら、400部で4,000円となります。
配達すればするほど給料が上がるため、効率よく時間内に多く配ることができれば10万円以上になることも。
他のアルバイトにはないシステムで、たくさんお給料を稼ぎたいという方に最適な働き方かもしれません。
少しでも早く順路帳を暗記し、効率よく配達できるよう工夫するといいでしょう。
⑦月給制
正社員に多い給与体系の月給制を取り入れている新聞販売店も。
もちろん、地方より都市部、東京の方が高めとなっており、東京なら30万円以上になるところも。
ただ、月当たりの働く日数が決まっているなら、アルバイトでも月給制で働くことが可能な販売店もあるようです。
ただ、アルバイトの場合は正社員より少ないですが、朝刊と夕刊の配達の場合は15~17万円程度、朝刊だけなら10万円程度といったところでしょうか?
東京は地方より時給が高いので、その分月給も高めになるでしょう。
では、どうすれば給料アップができるのでしょうか?
①配達部数を増やす
新聞配達バイトは配達する部数が多ければ多いほど、給料アップが見込めます。
また、働く日数を増やすのもいいでしょう。
配達部数を増やすには効率よく担当エリアのお客さまのところへ届けなくてはなりません。
少しでも早く順路帳を記憶し、早く配達できるよう努めましょう。
②長く働く
どんなアルバイトでもそうですが、勤続年数が長ければ長いほど給料アップが見込めます。
新聞配達アルバイトの求人を探す際、昇給があるものを選ぶといいでしょう。
新聞販売店では慢性的な人材不足が続いており、長く働いてくれる人を探しています。
辞めてしまわれないよう昇給アップが可能なところも多いです。
③新規開拓業務を行う
新聞配達の仕事には配達業務以外に営業業務もあります。
特に新規開拓業務なら、新しいお客さまを獲得することで歩合給がつくため給料アップにつながります。
なお、新規顧客獲得についての歩合給は新聞社から出るものと新聞販売店から出るものがあります。
いくらくらいもらえるのか明確には言えませんが、新聞離れが進んでいるため新聞社も新規顧客獲得に必死です。
想像以上の歩合給がもらえる場合もあるようですね。
一般的な物品の訪問販売とは違って新聞の新規顧客営業はそれほど難しくなく、コツコツと忍耐強く営業していれば契約が取れるはずです。
特に引越しの季節は顧客を獲得しやすいため、春先に新規顧客獲得の仕事にチャレンジするのもねらい目です。
他のアルバイトと比べ、お給料が高めに設定されている新聞配達バイト。
朝刊と夕刊の配達が難しい場合、朝刊のみのバイトも可能で、工夫次第で稼ぐことができるでしょう。
朝刊のみの新聞配達バイトに興味がある方はぜひ、参考になさってみてください。