でも、実際は時間を有効に使えたり、健康的な生活が手に入ったりなどのメリットも。
そこで、今回は新聞配達員の配達の仕事についてや魅力、将来性などについて詳しく解説したいと思います。
新聞配達バイトに興味がある方は最後まで読んでみてくださいね。
電動自転車や原付バイクなどで担当エリアのお客さまのお宅へ朝刊は早朝2～5時頃までに、夕刊は午後2～5時頃までに配達するケースがほとんどです。
なお、新聞配達バイトの働き方は朝刊と夕刊、朝刊のみ、夕刊のみとなっており、配達エリアの土地勘があれば比較的配達業務をスムーズに行うことができるでしょう。
ただ、配達時間に遅れたり、配達し忘れたりしないよう注意が必要です。
新聞配達の具体的な仕事内容は次のようになっています。
①荷下ろし
早朝、トラックで運ばれてきた大量の新聞をおろし、新聞販売所に運び入れる作業をスタッフ総出で行います。
エリアや販売所によって違いますが、遅くとも午前2時までには運ばれて来るため、それまでに出勤しなければなりません。
②チラシの折り込み
前日までに機械や手作業でチラシの束を用意し、新聞にチラシを折り込んでいくのも新聞配達バイトの仕事の1つです。
チラシの折り込み作業が終わったら配達エリアごとに仕分けをし、自転車や原付バイクに積み込んでいきます。
さらに、天候が悪い日は新聞が濡れないようにビニール袋に新聞を1部1部入れる作業が加わります。
③配達
原付バイクや電動自転車に新聞を積み込んだら、担当エリアでの配達で順路帳と言われる帳面を元に担当エリアを配達していきます。
順路帳とは担当エリアの道順や順路記号、お客さまの名前やマンションなどの部屋番号、投函場所などが書かれたもので、スムーズに配達するのに欠かせないツールと言っていいでしょう。
朝刊の配達は午前5時頃までに担当エリアのお客さまのお宅へ配り終える必要があり、どんな悪天候でも必ず配達しなければなりません。
ただ、新聞配達のバイトが未経験の場合、最初のうちは先輩スタッフが一緒に回ってくれるので安心です。
④新規開拓＆継続の依頼
新聞配達バイトが新規開拓や契約継続依頼の業務を行うことも。
新規開拓とはまだ新聞を契約していないお客さまのところを訪問し契約してもらえるよう営業する仕事です。
また、契約継続依頼とは今契約しているお客さまに継続して新聞を取ってもらえるようお願いする仕事で、いずれも配達業務の合間に行います。
⑤集金
月末頃、お客さまのお宅を訪問し集金を行うバイトもあります。
最近は共働きのご家庭が増えているため、最初のうちはタイミングがつかみにくいかもしれませんが、慣れてくれば何曜日の何時頃訪問すればいいか、分かるようになるでしょう。
効率よく集金できれば、割がいいバイトと言えます。
新規開拓＆継続の依頼、集金の業務については配達業務のバイトとは別に専門スタッフを雇っているところがほとんとです。
新聞に関するコラムはこちら
五大新聞社って？
関東エリアの新聞の種類
最も大切なのが順路なので、順路帳を暗記することが大切です。
昼間のうちに担当エリアを回って確認しておくことをおすすめします。
また、最初のうちは眠気が早起きがつらいと思うので、バイトが決まったら早寝早起きの習慣を身に付けておくといいでしょう。
習慣化しておけば、自然と早起きできると思います。
新聞配達バイトに向いている人
新聞配達員の配達業務の仕事について詳しくご紹介しました。
では、どういうタイプの人が新聞配達バイトに向いているのでしょうか？
①責任感が強い人
新聞配達バイトに向いている人は責任感が強い人です。
他のアルバイトと違い、毎日決まった時間までに必ず新聞を届けなければならないため、責任感がないと務まりません。
遅刻をしたり、無断で休んだりする人は新聞配達バイトに不向きと言えます。
きちんと時間通りに出勤し配達し終えることができる人は新聞配達に向いていると言えるでしょう。
②体力に自信がある人
体力がない人より体力に自信がある人の方が新聞配達バイトに向いています。
原付バイクや自転車から降りてポストまで走ったり、集合住宅などでは階段を上ったり下りたりするので、ある程度の体力が必要になるからです。
また、まとまった数の新聞はかなりの重量になるため、荷台に積み込む際も体力を要します。
③1人で黙々と作業ができる人
新聞配達バイトは1人で黙々と作業できる人が向いています。
スタッフ同士協力し合い仕事を進めるバイトと違い、配達に出るとたった1人で配達業務を行わなければならないからです。
マイペースにでき気が楽なバイトとは言え、効率よく進めないと時間までに配達し終えることができないので要注意です。
バイト中も他の人と一緒じゃないと寂しい、話し相手がいないといやだ…という方には不向きなバイトと言えるでしょう。
④単純作業が苦でない人
新聞配達バイトはトラックから荷下ろしした後、チラシを折り込み、自転車や原付バイクに新聞を積み込んで配達する…という毎日同じことの繰り返しです。
朝刊と同様、夕刊もチラシの折り込み作業こそありませんが、作業自体はほぼ同じと言えるでしょう。
そのため、単純作業が苦でない人でないと務まらないバイトと言え、飽き性の方には不向きかもしれません。
⑤社会貢献したい人
また、新聞配達は新聞を届けるだけでなく、地域の見守りや防犯の役目があるとも言われています。
毎日同じルートを走る新聞配達員はよく知る高齢者の方の様子がおかしかったり、子どもが危ない目に遭ったりするのにすぐ気づくことができるでしょう。
もし、担当エリアで悪いことをしようとしている人がいても、新聞配達員の目があることで防げる可能性も。
新聞を届けるだけでなく、社会貢献度の高い仕事がしたい方にうってつけのバイトと言えるでしょう。
インターネットが普及したとは言え、現在も多くのビジネスマンが新聞を読んでいます。
ただ、新聞もデジタル化が進んでおり、以前と比べると購読者が減少しているのも事実です。
「将来的に新聞配達の仕事がなくなるのかも…？」と心配する方もおられるでしょうが、現時点ではまだまだ紙の新聞を購読している人も多いため、すぐに仕事が奪われる心配はなさそうです。
また、向いている人や将来性についても解説いたしましたが、参考になったでしょうか？
責任感が強く体力に自信がある方や一人で作業するのが苦でない人、社会貢献度の高いバイトをしたい人はぜひ新聞配達バイトにチャレンジしてみてください。
有益な情報が得られる新聞を配達する新聞配達バイトに興味を持っていただけると幸いです。
