ただ、実際に働いている人から「新聞配達を辞めたい」「新聞配達から転職したい」という声を聞くことがあります。
そこで今回はなぜ新聞配達バイトを辞めたいと思うのか、新聞配達バイトにメリットはないのかについても解説したいと思います。
新聞配達バイトに興味がある方は参考にしてみてくださいね。
①早起きしなければならない
新聞配達を辞めたい、転職したいと思う理由に早起きしなければならないというのがあります。
毎朝、2時頃までには新聞販売所へ出勤し、新聞へチラシの折り込み作業をしなければなりません。
毎日朝遅くまで寝ている人にとって、新聞配達を辞めたいと思うのは当然かもしれません。
②体力が必要
新聞そのものの重さは大したことはありませんが、何百部ともなるとトータル何十キロもの重さになることもあるため、バイクや自転車に載せるだけでもかなりの体力が必要になるでしょう。
新聞配達を進めるにつれ軽くなっていくとは言っても、最初はかなりの重さに感じることも。
重い新聞を載せバランスを取りながら運転するのはかなり難しく、中には転んでしまう方もいるようです。
引越しのバイトと同じとは言わないまでも、新聞配達バイトはかなり体力が必要なアルバイトと言えるでしょう。
体力に自信がない方にとって、辞めたい、転職したいと思うのは無理のないことかもしれません。
③天候に関わらず休めない
新聞配達バイトを辞めたい理由の多くは天候に関わらず休めないことでしょう。
暑い日や寒い日はもちろんのこと、台風や大雪の日でも休むわけにはいきません。
雪や大雨が降ってバイクや自転車に乗るのが難しい日も、担当エリアの全てのお客様に新聞を配達しなければならないハードなバイトです。
④休みが取りづらい
新聞配達のバイトは他のバイトと比べて、休みを取りづらいのも辞めたいと思う理由の1つでしょう。
一般的なバイトなら、旅行などを理由に休むことができますが、新聞配達バイトは急な病気やケガなどでない限り、急に休むことはできません。
万が一急病などで休む場合も代わりのスタッフを探すのは難しいです。
その理由は新聞配達バイトには担当エリアが決まっており、急に休むとなってもすぐに手配できないからです。
どうしても休むという場合は他の担当エリアのスタッフが手分けして配達するなど、かなり迷惑がかかってしまうため注意が必要です。
日ごろから、体調管理にはかなり気を配らねばなりません。
⑤友だちと疎遠になる
新聞配達のアルバイトを続けていると、友だちと疎遠になるという声を聞くことがあります。
もし、友だちと夜飲み行っても次の日朝早く起きなければならないため、お酒をほどほどにしたり、自分だけ早く帰ったりしなければなりません。
大量にお酒を飲んでしまったら、早起きできなかったり、早朝の新聞配達のバイトでバイクを乗るときに飲酒運転になってしまったりするからです。
お酒の量を控えたり、早く帰ったりしているうちに友だち付き合いが悪いと距離をおかれてしまうかもしれません。
若い方にとって、このことが辞めたい理由になるのも分かる気がします。
⑥変化が少ない
飲食業など一般的なアルバイトだと、毎日変化があって楽しいです。
でも、新聞配達バイトは毎日同じ時間に出勤し、新聞にチラシを折り込み、1人で黙々と新聞を配達するため、毎日変化がありません。
変化を求む方にとっては辞めたい、つまらないと思うかもしれませんね。
新聞配達バイトをすることで次のようなメリットもあると知っておいましょう。
①ストレスが少ない
新聞配達バイトは基本的に1人で行うため、ストレスがそこまでないのがメリットです。
たとえば、飲食店やスーパーのレジなど、他のパートさんやアルバイトさんとコミュニケーションを取らねばなりません。
また、お客様への対応など、人と関わらずに仕事をするのは難しいです。
でも、新聞配達のアルバイトならチラシの折り込み作業から配達まで、ほとんど一人で淡々と仕事をすればいいので、人間関係のストレスがありません。
もちろん、他のアルバイトさんや配達先のお客さんへの挨拶をするのは当然ですが、基本的に一人で行うため気楽なアルバイトと言えるでしょう。
②運動不足が解消できる
現代人はウォーキングをしたり、スポーツクラブに通わったりしない限り、運動する機会はないに等しいです。
でも、新聞配達のアルバイトをすれば、お金をもらいながら運動不足が解消できます。
バイクや電動自転車で配達するとは言え、新聞を持ってお客様宅のポストまでは歩いて行かねばならないため、かなりの距離を歩くことになるでしょう。
ある調査によれば、マンションへの新聞配達だと1万歩程度も歩くことが分かっています。
③ライフスタイルに合った働き方ができる
新聞配達のアルバイトは自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
基本的に朝夕刊の配達をすることになっていますが、人によっては朝刊だけ、夕刊だけなど、好きな働き方が可能です。
朝刊だけ、夕刊だけの働き方の場合、空いた時間他のアルバイトを入れることも。
配達業務以外に集金業務や営業なども行うことでより収入アップが可能でしょう。
また、アルバイトとして働くだけでなく、正社員として働けば安定した収入を得られます。
④未経験でも取り組める
ほとんどのアルバイトは経験がないと難しかったりしますが、新聞配達バイトならその必要がありません。
新聞販売店によっても違いますが、基本的に経験がなくても始められるのが新聞配達バイトのメリットです。
また、未経験でも取り組めるだけでなく特に学歴やスキルを必要としないのも新聞配達バイトの魅力と言えるでしょう。
⑤住み込みで働ける
新聞配達バイトは住み込みで働けるのが魅力的という声を聞きます。
住み込みで働くことができれば、敷金や礼金などの初期費用を負担してもらえたり、家賃や光熱費を負担してもらえたりなどメリット大です。
これらの費用が浮いた分、趣味や自己投資に回すことができたり、お金を貯めることができたりします。
また、同じ職場で働く人たちと寮で会話したり、相談に乗ってもらったりなどコミュニケーションを取ることができます。
新しい仕事を始めた時は孤独な気持ちになるものですが、住み込みで働くことで孤独感を感じずに済みますね。
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天候が悪くても休めない、友だちと疎遠になる可能性があるなど辞めたい、転職したいなどと思うこともあるでしょうが、住み込みで働けたり、未経験でもチャレンジできたり、などのメリットも。
ここでご紹介した新聞配達バイトを辞めたい理由やメリットを踏まえた上で求人探しをしてみてくださいね。