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実は新聞には年に何度か休刊日が設定されています。
今回は新聞休刊日とは何か、いつなのかなど、新聞休刊日について詳しく解説したいと思います。
新聞配達バイトに興味がある方もそうでない方もぜひ読んでみてください。
そもそも、新聞休刊日とはあらかじめ新聞社が新聞の製作をしないと決めている日のことで、新聞休刊日の夕刊とその翌日の朝刊、元日の場合は1月2日の夕刊が新聞休刊日となっています。
注意したいのが新聞休刊日の朝刊はいつも通り発行されること。
なお、新聞休刊日を設ける意味は新聞販売店を労わるため、新聞社の機械のメンテナンス作業を行うためと言われています。
新聞配達として働く人も新聞休刊日に休みを取るケースがほとんどです。
また、それぞれの新聞社の休刊日はほとんど同じであるものの、決まっているわけではなく新聞によって新聞休刊日が異なる場合もあるようです。
基本的に、1965年3月まで新聞休刊日は年に3日と年末年始を除いて日曜日も夕刊が発行されていました。
また、元日以外の土曜日の新聞休刊日も設定されていたようです。
その後、新聞販売店で働く新聞配達スタッフの休日確保の意味から日曜の夕刊が廃止され、土曜日が新聞休刊日の祝日と重複した場合、次の日もしくは直近の祝日と振り替えたケースがあるようです。
1988日までは年8回の新聞休刊日が設定されていましたが、1991年からは毎月実施された上、新たに第2日曜日が追加されました。
ただ、新聞社の中には新聞休刊日の増加に不満を持ち抗議したケースもあるようです。
1992年より10月は10日の体育の日に、12月は第2日曜日へと変更されます。
さらに、1997年より1月と5月以外の毎月の新聞休刊日は第2日曜日となり、
元日以外当該日やその次の日の月曜日が振替休日や祝日だった場合、その日に振替えとなったため、2000年以降10月の新聞休刊日は第2月曜日のスポーツの日になるケースがほとんどです。
例外として、新聞休刊日に設定されている日がオリンピックや国政選挙などの大きな行事がある場合は新聞休刊日を設けなかったり、調整したりするケースも見られます。
1月2日(月)
1月3日(火)
2月13日(月)
3月13日(月)
4月17日(月)
5月15日(月)
6月12日(月)
7月10日(月)
8月14日(月)
9月11日(月)
10月10日(月)
11月13日(月)
12月11日(月)
(朝日新聞公式サイトより)
基本的に新聞配達スタッフの休みは週に1~2回となっています。
新聞配達を雇う新聞販売店はきちんと休みを取らせないとならないため、シフトを組んでいるところが多いです。
ただ、最近新聞配達スタッフ不足が深刻化しており基本的に週1回の休みしか取れないケースもあるので、求人を探す際は注意しましょう。
もし、身内の不幸ごとや急な体調不良などで休みたい場合もあるでしょうが、そういった場合はどうなるのでしょうか?
実際のところ、急に休むことは不可能ではないですが、できるだけ避けた方がいいでしょう。
もし、夜中に電話で休みたいと伝えたところで、急にバイトの手配をするのは難しいからです。
突然、急に休みたいと連絡しても新聞販売店は準備ができないので、遅くとも前日の夜までには伝えておきたいです。
休みが週に1日だったとしても、新聞販売店がしっかりとシフトを組んでいれば休みを取ることは可能です。
新聞配達バイトをしてみたい、求人を探したいと思ったら、しっかりとシフトについてチェックしておくようにしましょう。
①求人誌をチェックする
無料や有料のものなど、求人誌をチェックして探す方法があります。
また、新聞に折り込まれている求人チラシで見つけるのもいいでしょう。
②新聞販売店へ直接問い合わせる
最も手軽なのが新聞販売店へ直接問い合わせる方法。
ほとんどの新聞販売店はスタッフ不足に悩んでいるので、頻繁に求人募集をしているケースも。
また、問い合わせた新聞販売店が募集していなくても、近くのお店を紹介してくれることもあるようです。
③紹介
もし、友だちや知り合いなどで新聞配達バイトをしている人がいれば、紹介してもらうのも手です。
すでに働いているスタッフからの紹介なら信頼度が高く、わざわざ求人を探して応募するより採用される確率が高いでしょう。
仕事内容など、前もって詳しく聞くことができるのも紹介ならではのメリットですね。
④新聞配達求人専門サイト
最近は新聞配達求人の専門サイトも増えています。
これは新聞配達に特化したサイトで、希望する条件や給与、待遇などに合わせて自分に合った求人を紹介してくれるのがメリットです。
パソコンやスマホから気軽に探すことができるので、ちょっとしたスキマ時間に応募でき便利だと人気です。
そもそも、新聞配達バイトに必要な資格やスキルはありませんが、バイクを使って配達するケースが多いため原付免許があると有利でしょう。
また、一般的なアルバイトは年齢が16歳以上でないと応募できませんが、新聞配達バイトは中学生でも可能です。
その理由は法律で労働が軽易なものなら、満13歳以上から働くことができるとなっており、新聞配達はこの軽易なものとみなされているからです。
ただ、親権者などの同意と許可が必要で、午後8時~午前5時までの間は働くことができないため注意しましょう。
新聞配達バイトに向いている人
特に資格やスキルを必要としない新聞配達バイト。
では、向いている人とはどのような人かと言うと、一人で黙々と仕事に取り組める人でしょう。
基本的に新聞配達バイトは早朝新聞販売店で他のスタッフとチラシの折り込み作業をした後は担当エリアを一人で黙々と配達する仕事だからです。
一人で淡々と作業をするのが苦でない人にとっては非常に魅力的なバイトと言えるでしょう。
新聞休刊日は一律に決まっているわけではありませんが、年に数回設定されています。
また、新聞休刊日だけでなく新聞配達バイトは週に1~2回ほど休みが取れるよう配慮されています。
ただ、他のバイトと違い急に休みを取るのは難しい職種なので、新聞配達バイトをしてみたいという方はその点を踏まえた上で求人を探すようにしましょう。