新聞配達を行う際、自転車や原付バイク、徒歩など色々な方法があります。
中でも、効率よく配達できる方法は原付バイクでしょう。
そこで、今回は新聞配達で使われる原付バイクの種類について、ご紹介していきます。
新聞配達バイトにチャレンジしてみたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

まず、新聞配達を行う際にどのような方法があるのか、順番にご紹介していきましょう。

①徒歩
ごくまれではありますが、担当エリアの配達件数が少ない場合、徒歩で配達するケースも。
ただ、体力的にも負担が大きいため、配達前にかなりの準備が必要です。
真夏や悪天候だと体調が悪化する可能性があるため、十分に注意する必要があるでしょう。

②自転車
配達エリアが広く、集合住宅などが密集していない地域は自転車で配達するケースがほとんどです。
自転車で新聞配達する最大のメリットはガソリン代などの維持コストがかかｒないこと。
ただ、エリアが広い分走行距離が長くなるため、体力的に負担が大きいことを知っておきましょう。
また、雨や雪の日は新聞が濡れないように1部1部をビニールで包む必要が出てきます。

③原付バイク
原付バイクで新聞配達を行う最大のメリットは体力が必要ないこと。
配達エリアによっては上り坂が多かったり、広かったりします。
ただ、初期費用がかかったり、免許が必要だったり、維持コストがかかったり朝早い朝刊の配達時には騒音の心配などデメリットもないわけではありません。

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では、新聞配達で使われるバイクの種類にはどのようなものがあるのか、解説していきます。

①ヤマハギア
配達業務専用の原付バイク、ヤマハギア。
運転しやすく積載能力が高いため、新聞販売店の多くがヤマハギアを使用しています。
また、バイク初心者でも運転しやすいAT式なのも人気の理由と言えるでしょう。
見た目もスタイリッシュで女性にもおすすめで、価格も21万円程度と
手ごろなのも魅力です。
ギアには標準仕様のギアのほかに、ニュースギアがあります。
ニュースギアは新聞配達向けのフロントバスケットや大型キャリアを搭載し、パーキングスタンド仕様もラインナップ。
わざわざオプションを追加しなくても、すぐに新聞配達用として使用できるのがメリットです。
燃料についてはガソリンを使用し、充電式ではありませんが、7.5ℓと大容量の燃料タンクを搭載しており、ガソリンを補給する回数が少なくて済みます。
また、積載重量は20㎏となっており、大量の新聞を載せることが可能で、積み下ろししやすい設計なのもうれしいです。
ハンドル切れ角が50°と小回りがきくため、新聞配達に最適なニュースギアはFIシステムを採用し燃費も向上しました。
寒い日に手が冷えないようブラッシュガードが装備しており、フットブレーキなどが標準装備されています。
シートに座った状態でスタンドをかけたり解除したりしやすい機能もノーマルギアに搭載、配達効率がアップします。

②ホンダカブ
ホンダのスーパーカブも新聞配達に使用されるバイクです。
スーパーカブが登場したのは1958年で、次の年にはアメリカへの輸出を開始。
その後、さまざまなモデルが追加されたり、モデルチェンジが行われたりしました。
また、各国での交通事情に合わせて進化したことで、世界中のさまざまな国々での生活に溶け込んでいます。
その結果、2017年には全世界での生産累計台数1億台を突破、現在はタイやベトナム、インドネシア、ブラジル、中国などでも生産されています。
新聞配達は毎日行われるため、頑丈であるかどうか、耐久性が高いかどうかが問われますが、その点においてもスーパーカブは耐久性が高いことで世界的にも高評価だと言えるでしょう。
それを表すエピソードに「スーパーカブはエンジンオイルなしでも走る」という都市伝説の存在があります。
もちろん、エンジンオイルなしで原付バイクが走行するわけがありませんが、それほどスーパーカブは頑丈だととらえられています。
さらに、使い勝手のよさもスーパーカブを新聞配達に利用する理由の1つです。
一般的なスクーターは右手でフロントブレーキを持ち、左手でリアブレーキを操作する必要があるため、左手はハンドルを握っていなければなりません。
でも、スーパーカブならマニュアルながらも左手でクラッチ操作する必要がなく自動でできるため、左足だけで変速することができます。
つまり、スーパーカブを運転しながら新聞を手に持ち、ポストに入れていくことが可能となります。
左手が空くのは新聞配達を行う際にかなりのメリットになるでしょう。
スーパーカブの中でも、人気が高いのが50プロと110プロ。
いずれも最も大きなリアキャリアを搭載しフロントバスケットも装備し、丈夫なのが特長です。
新聞配達の現場では多くの新聞を積んで運ばなければならないため、メリット大と言えるでしょう。
また、14インチホイールを装備、狭い道でも小回りがきくのが魅力です。

③電動バイク
ホンダギアやスーパーカブ以外に新聞配達に使われるようになったのが電動バイクです。
全国の新聞販売店に無料で貸し出しされており、家庭用コンセントで充電すれば7時間、約150㎞の走行が可能です。
電動バイクの最大のメリットはガソリンがいらないことと、二酸化炭素を排出しないこと。
地球に優しいバイクとして新聞販売店のイメージもアップするでしょう。
最近ではリアボックスや屋根がついているものも出てきており、天候に関係なく大量に新聞を配達できるのは魅力です。
また、走行する際の安定性も高く新聞配達に最適なバイクと言えるでしょう。
エンジンで走行しないので、早朝の配達時にも騒音問題の心配がありません。

新聞配達のバイクの種類が分かったところで、新聞配達バイトの求人をどうやって探すのが効率的なのかご紹介いたしましょう。
近所の新聞販売店に問い合わせたり、新聞配達バイトをしている人から紹介してもらったりするのもいいですが、最もおすすめなのが新聞配達に特化した求人サイトの利用です。
新聞配達バイトの求人数が大量にあるほか、自分の希望する条件や待遇に合った案件を検索することが可能です。
たとえば、エリアや時給、住み込み可能かどうかなどで検索し探すことができるため、効率よく新聞配達バイトの求人を見つけることができるでしょう。
中にはアドバイザーが在籍しているものもあるため、自分に合ったサイトを選びましょう。

新聞配達を行う際の方法やバイクの種類にはどのようなものがあるのか、解説しました。
最もポピュラーなのがヤマハギアとホンダカブで、最近は電動バイクも増えていることがお分かりいただけたと思います。
ヤマハギア、ホンダカブ、電動バイクそれぞれにメリットもあれば、デメリットもあり、どれが最適とは言い切れません。
ただ、どれも原付免許がないと運転できないので、新聞配達バイトにチャレンジしたい場合は原付免許の取得が必要です。
ここでご紹介したことが、新聞配達バイトにチャレンジしてみたいという方の参考になれば幸いです。
みなさんが希望に合った新聞配達バイトの求人が見つかること、願っています。