もし、稼げないのが本当なら新聞配達など、もっと稼げるバイトを探したいという方もいるでしょう。
そこで、今回はウーバーイーツは稼げないのは本当なのか、ウーバーイーツから新聞配達に転職をおすすめする理由、仕事内容についても解説いたします。
ウーバーイーツから他のバイトに転職をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
①料金体系が新しくなった
ウーバーイーツで稼ぐことは難しいと言われるようになったのは新しい料金体系が導入された2021年頃からです。
新しい料金体系では予定配送料(配送料+プロモーション)とチップからなっており、予定配送料はさらに細かく分かれています。
ウーバーイーツで稼ぐためには配送料とプロモーションがいくらかで決まると言われており、プロモーション料金を少しでも稼ぐことで収入が決まってきます。
「チップで稼げばいいのでは?」と思われがちですが、実際は難しいようですね。
将来的に報酬が上がる可能性は低いため、ウーバーイーツで稼げないというのは本当だと思います。
②配達員の数が増えた
また、ウーバーイーツで稼げないと言われる理由に配達員の数が増えすぎたことがあります。
会社員などが本業の収入の足しにと副業で始めたり、バイト求人を探しても見つからなかったりと、ウーバーイーツを始める人が増えているからでしょう。
また、コロナ渦で外食を控える人が増えたり、家で仕事をする人が増えたりしたことから、ウーバーイーツなどのデリバリーサービスの認知度が上がったことも配達員の増加につながったと思われます。
③競合他社の増加
フードデリバリーサービスはウーバーイーツだけでなく、出前館やWoltなどもあり、それぞれに特徴や魅力があるため他社にお客さんが流れているのも事実です。
④サポート体制が確立していない
「ウーバーイーツは他のデリバリーサービスと比べ、サポート体制が頼りない」などと言われています。
たとえば、Woltならチャットで問い合わせれば1分以内に返事をくれたり、出前館なら各拠点で相談できるツールがあったりと、サポート体制が万全です。
でも、ウーバーイーツのようにサポート体制がイマイチだと、配達中にトラブルが発生した時など、自分で解決しなければなりません。
自分でトラブルを解決するとなると、配達業務自体に支障が出たり、ストレスがかかったりとデメリットしかありません。
実際のところどうなのか、給与体系を含めてご紹介していきましょう。
①時給制
新聞配達バイトは時給制のところが多く、1,000~1,500円程度が相場です。
また、地方より都市部の方が時給が高い傾向があり、基本給+皆勤手当や早朝手当がつくところも。
収入アップを狙う場合は求人票で歩合の有無をチェックしましょう。
②日給制
新聞配達バイトでは日給制を採用しているところもあり、配達部数によって金額が変わってきます。
たとえば、新聞1部当たりの単価が10円なら300件配ると3,000円となります。
朝刊と夕刊の両方の配達なら、さらにアップする計算です。
③完全歩合制
配達した部数によりバイト代が決まるのが完全歩合制。
配達部数が多ければ多いほど収入が上がるので、完全歩合制を選択してかなり稼ぐ人もいるようです。
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仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
①トラックからの荷下ろし
早朝、トラックで運ばれてきた大量の新聞を下ろし、新聞販売所の中へと運び入れます。
②チラシの折り込み
機械を使って行うところも増えていますが、まだ手作業で行うところが多いチラシの折り込み作業。
1部1部新聞へチラシを折り込んでいく大切な作業です。
③配達
一般的に新聞配達バイトは朝刊と夕刊の配達を行いますが、どちらか一方だけの場合も。
自転車や電動自転車、バイクなどを使って配達します。
ポストが一か所にまとめて配置されている集合住宅ならいいですが、階段を使って1戸1戸配達する場合はハードかもしれません。
これらの業務が新聞配達バイトの仕事内容ですが、集金や契約の更新、新規顧客開拓などをバイトが行うこともあるようです。
求人票をしっかりと確認し、仕事内容を確認しておきましょう。
①収入が安定している
ウーバーイーツは天候などで注文件数が左右され、収入が安定しているとはいません。
でも、新聞配達バイトなら配達件数が決まっているため収入が安定しているのがメリットです。
②自由時間が多い
ウーバーイーツは稼げないだけでなく、1日中拘束されてしまうことも。
でも、新聞配達バイトなら朝刊の配達は朝6時頃にはバイトが終わるため、夕刊の配達まで自由に過ごせます。
学校や趣味、他のバイトなど好きなことに時間を使えるのはありがたいですね。
③人と関わる機会が少ない
また、ウーバーイーツはお店やお客さんと関わる機会が多いですが、新聞配達バイトなら最低限のコミュニケーションで済むのもメリットです。
新聞販売所内でチラシを折り込む作業中も他のスタッフとの会話はほぼないと言っていいですし、配達中は1人で黙々と行うだけです。
人とのコミュニケーションが苦手、人間関係の煩わしさは避けたいという方にうってつけのバイトです。
④就職活動に有利なことも
新聞配達バイトは就職活動で有利になることが多いです。
その理由は「どんな天候でも朝早く起きて時間内にエリア内の配達を忍耐強く続けることができる人」というイメージを与えることができるからです。
⑤住み込みで働ける
ウーバーイーツは稼げないだけでなく、住み込みで働くことはできません。
でも、新聞配達バイトの求人を見ると「住み込み可」とか「寮完備」などと書かれているものが多いです。
家賃や水道光熱費を負担してくれるところも多く、中には入居の際の初期費用を負担してくれるところもあるので、かなりの費用が節約できるのがメリットです。
寮に入ってバイトすることで、毎月の生活費が節約できその分を他のことに使ったり、貯金したりできます。
ひと昔前まではウーバーイーツは稼げると人気のバイトでしたが、最近は稼げなくなったのは事実のようです。
もちろん、工夫や努力次第で収入アップは可能でしょうが、新聞配達という別のバイトを検討するという手もあります。
「ウーバーイーツをやっているけれど稼げないから他のバイトに転職しようかな…」とお考えの方は新聞配達バイトの求人をチェックしてみてくださいね。