また、住所不定だと仕事を見つけるのは大変で、ずっと無職のままなのかも…と不安になってしまうかもしれません。
実は住所不定であっても、仕事を見つけることは可能です。
寮などが完備されているところに住み込みで働くことで、仕事と住まいの両方を手に入れることができるでしょう。
大手企業などは身元がしっかりしていないと採用されないので、住所不定の状態で働くのは困難ですが、人手が足りない中小企業や個人のお店なら、入寮して住み込みで働くことができるケースもあります。
住所不定になる最大の原因は生活の困窮や家でなどによるものが多いようです。
住所不定になると、公共料金の利用や社会保険の加入が難しくなることも。
そのまま仕事を続けることは可能ですが、前もって勤務先に相談することをおすすめします。
そうしないと、労働条件に影響を与える場合があるからです。
①生活保護の申請をする
さまざまな理由で住所不定になってしまいすぐに働けない場合は生活保護を申請しましょう。
今生活している市区町村の生活福祉課で相談に乗ってもらうといいでしょう。
②入寮できる仕事を探す
住所不定となってしまった場合、寮があり住み込みで働ける仕事を探すのがおすすめです。
入寮して仕事をすることで、住まいとお金を得ることができるため安心ですね。
また、寮を完備している職場の多くは入寮にかかる費用が不要の場合が多いです。
たとえば、敷金や礼金、引っ越し費用を負担してくれるところも。
また、家具や家電が備え付けられていたり、家賃や水道光熱費を負担してくれたりする場合もあるようです。
初期費用や毎月かかる費用が必要ないのはかなりメリットだと思います。
求人を探す際は「寮完備」「住み込み可」などで検索してみるといいでしょう。
ただ、全く所持金がないという場合など、赴任交通費を支給してくれる求人を選ぶか、交通費を事前に支給してくれる求人を選びましょう。
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①配達ドライバー
住所不定で住まいがない方でも、入寮して住み込みで働けるのが配達ドライバーの仕事です。
配達ドライバーの求人を見てみると、寮や社宅が完備されているものが多いことに気づきます。
入寮できれば、家賃がかからなかったり、一部負担だったりと生活費を大幅に抑えることが可能です。
また、配達ドライバーの主な仕事は運転することなので、寮や社宅に帰っても寝るだけという方が多いです。
おしゃれなマンションでなくても、寝るだけなら寮や社宅で十分ではないでしょうか?
②期間工
期間工とは工場で一定の期間働く仕事のことです。
働く期間は雇用する側や仕事の量で決まるため、採用される時にはっきりと決まっているわけではありません。
ほとんどの場合、3カ月~1年程度で、自動車部品や家電、電子部品などを扱う工場が多いようです。
正社員だけでは人材が不足する時期があるため、期間工を募集し一定期間人材の補充し生産量を確保するという仕組みです。
期間工で働くことで入寮して住み込みで働けるメリットだけでなく、正社員登用の道があるのも魅力と言えるでしょう。
③観光業
観光地の旅館やホテルなどでも、入寮できる住み込み求人は多いです。
旅館やホテルで中居の仕事や調理の仕事、ベッドメーキング、清掃の仕事など、職種はさまざま。
接客の仕事の場合はコミュニケーション能力が必要ですが、調理など裏方の仕事ならコミュニケーションを取るのが苦手な方でも安心です。
④寮やマンションの管理人
マンションや寮の仕事も住み込みで働くものが多いです。
入居者さんへの対応や簡単な事務作業、共有部分の清掃などの業務がありますが、体力を必要としないため女性におすすめです。
⑤農業
自然が好き、植物や動物が好きという方におすすめなのが農業です。
住み込みで農業の仕事をすることで、ゆったりと田舎で生活でき、都会のストレスから解放されるメリットも。
また、植物や動物を相手にするので、コミュニケーションを取るのが苦手な方にもおすすめです。
不便な場所でも気にならない、都会から離れてリラックスした生活がしたいという方は農業の求人を探すといいでしょう。
⑥介護職
介護業界は慢性的な人材不足が続いています。
そのため、比較的採用されやすい業界と言っていいでしょう。
体の不自由な方や高齢の方などのお世話が苦にならないという方にとって、やりがいのある仕事です。
⑦警備
学校や病院、オフィス、商業施設などの警備をする仕事も入寮できる住み込みのものが多いです。
日勤のものもあれば、夜間勤務する夜勤もあるため、できるだけ人との関わりを持ちたくないという場合は夜勤を選ぶといいでしょう。
⑧新聞配達
入寮して住み込みで働くことができる仕事と言えば、新聞配達を真っ先にイメージする方も多いでしょう。
新聞配達は朝新聞販売所に届いた新聞にチラシを折り込み、お客様へ新聞を配達する仕事です。
最初は早起きするのがつらいかもしれませんが、配達ルートが決まっているため慣れてくればそこまでハードではないでしょう。
また、朝刊を配り終えれば夕刊を配達するまでの間は自由なので、時間を有効に使うことができるメリットも。
夕刊の配達は午後3~5時位で、配達が終われば帰宅できます。
ほかにも、顧客管理や継続契約、新規契約の営業、集金などの仕事をする場合もあるようです。
新聞販売所の多くは寮を完備しており、入寮して住み込みで働くことが可能です。
自分でアパートやマンションを借りる場合、敷金や礼金、引っ越し費用など初期費用がかかりますが、全て負担してくれる販売所もあるようです。
また、家具や家電をあらかじめ用意してくれるところも。
でも、住み込みで働く場合はこれらの費用が一切かからず、すぐに入寮できるのは魅力的ですね。
入寮できる住み込みの仕事なら、住まいと仕事を同時に手に入れることができ、住所不定の状態から解放されるでしょう。
ただ、どんな仕事でも選べるというわけではありません。
大企業や大手チェーン店などは住所不定だと難しいです。
そこで、おすすめなのが新聞配達の仕事。
ほとんどの新聞販売所では寮を完備しており、入寮して住み込みで働くことが可能です。
住所不定の方であっても、採用される確率が高いです。
もし、今住所不定で住むところがなく仕事を探しているという方は新聞配達の求人をチェックしてみてくださいね。